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PDFとの違い

DIFFERENCE WITH PDF

デジタルカタログとPDFの違いって?
閲覧環境や解説!

PDFとの違い

「デジタルカタログ(電子カタログ)って、PDFとどう違うの?」そんな疑問をお持ちのマーケティング担当者の方も多いのではないでしょうか?本記事では、デジタルカタログの定義やPDFとの違いについて解説します。自社に合ったカタログを検討するための参考にしてみてください。

デジタルカタログ(電子カタログ)の定義

デジタルカタログは、「WEBカタログ」「電子カタログ」「ebook(イーブック)」とも呼ばれ、WEBサイトのようにブラウザ上で閲覧できるカタログを指します。一般的には既存の紙カタログのデータを元に電子化しますが、元データがない状態から、WEBカタログを制作するケースもあります。閲覧にはインターネット環境を要し、ページをめくるアニメーション演出や、商品説明動画、URLリンクの挿入など、WEBならでは演出や機能を付加できるのが特徴です。

PDFの定義

PDFとは、「Portable Document Format(ポータブル・ドキュメント・フォーマット)」の略称で、文書を印刷時と同じレイアウトで保存・表示できるファイル形式です。PDFのメリットは、閲覧環境を問わずレイアウトを保てるところにあります。ExcelやWordを、作成したパソコンやソフトとは異なる環境で開くと、表示できなかったりレイアウトが崩れることがあります。しかし、PDFはパソコンやソフトを問わず、どんな環境で開いても同じ見え方を保つことが可能です。

カタログとPDFの6つの違い

WEB上で閲覧できる冊子形式のカタログというと、PDFを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、デジタルカタログとPDFは全く異なる形式のものです。本章では、デジタルカタログとPDFの違いを、6つのポイントから解説します。

1閲覧環境

PDFとデジタルカタログの最大の違いは、ユーザーの閲覧環境にあります。PDFを閲覧するには、端末にダウンロードした上でAdobe Acrobat Reader」などの専用リーダーで読み込む必要がありますが、デジタルカタログはインターネット環境があればいつでもどこでもWEBブラウザで閲覧できます。

PDF ・ダウンロードが必要
・PDF専用のリーダーをインストールして閲覧
デジタルカタログ ・WEBブラウザで閲覧可能

2閲覧方法

PDFは画面上では縦にページが連なっているため、縦スクロールでページを送ります。基本的には検索機能やページ指定機能がないため、ページ数が多いPDFは目的のページを探しづらいというデメリットがあります。一方、デジタルカタログは文字組みによって右開き、左開きの指定が可能です。また、デフォルトの設定で検索やページ指定の機能が使用できるため、目的のページを素早く探せるでしょう。

PDF ・縦スクロールで閲覧
・ページ指定や検索機能がない
デジタルカタログ ・文字組によって右開き、左開きの指定が可能

3表示速度

PDFは、全てのページのダウンロードが完了するまで表示が始まりません。そのため、ページ数が増えるほどにダウンロード時間がかかり、表示速度が遅くなってしまいます。デジタルカタログの場合、近年はHTML形式で構成されていることが多いため、表示速度は通常のWEBページと同等です。デジタルカタログはPDFよりも表示が早く、ユーザーがストレスなく閲覧できると言えるでしょう。

PDF ・ページ数が増えると読み込みが遅くなる
デジタルカタログ ・読み込みが早く、スムーズにページを送れる

4表現方法

PDFは「WEB上で閲覧する紙面」という考え方に近く、掲載できるのはテキストと画像のみに絞られます。一方で、デジタルカタログの場合はWEBコンテンツのひとつと考えられ、動画や音声、アニメーション、外部サイトと連携するURLリンクやマップの埋め込みなど、よりリッチな演出が可能です。動画で情報を補足したり、販売サイトへのリンクを入れたりと、ユーザーに寄り添った提案ができるでしょう。

PDF ・テキストと画像に限定される
デジタルカタログ ・テキストと画像にくわえ、動画、音声、アニメーション、URLリンク、マップなどが挿入できる

5アクセス解析

通常PDFでは、流入元やリンクのクリック数を追うことはできますが、ページそのものの詳細な解析はできません。一方、デジタルカタログでは、ユーザーが「どのページにどれくらいの時間滞在しているか」など、詳細なアクセス解析ができるため、取得したデータを分析することで、マーケティングやページ改善に役立てられます。

PDF ・PDFファイルのアクセス解析ができない
デジタルカタログ ・ページごとにアクセス解析ができる

6更新性

PDFはファイルとして作り込んだ上でWEB上にアップロードするため、データを更新するには、ファイルを作り直し、再びアップロードしなくてはなりません。もちろん、更新されたファイルをユーザーが取得する際も、1からダウンロードをし直す必要があるでしょう。
デジタルカタログの場合は、WEB上でデータを差し替えるだけで更新や修正が可能です。ユーザーは、インターネットを介して常に最新の情報を掲載できるでしょう。

PDF ・更新する際はファイルを作り直してアップロードする
・ユーザーはファイルをダウンロードし直す必要がある
デジタルカタログ ・WEB上でデータを差し替えできる
・常に最新情報を掲載できる

PDFがデジタルカタログよりも優れている点

デジタルカタログはユーザビリティや機能性の面でPDFよりも優位とされていますが、一方でPDFの方が優れている点も存在します。本章では、デジタルカタログにはない、PDFならではのメリットについて解説します。

1インターネット環境以外でも閲覧できる

デジタルカタログは、WEBサイトと同じHTMLで構成されているため、閲覧するにはインターネット環境が必須です。 一方、PDFは端末の容量やダウンロードする時間がかかりますが、一度端末にダウンロードしてしまえばネットがつながらない場所でも閲覧できるため、移動中などネット環境が不安定なシーンではPDFが優位です。

2ユーザーの閲覧環境で見え方が変わらない

デジタルカタログは、端末やOSによってフォントが変化したり、レイアウト崩れが起きたりする可能性があります。
一方、PDFの場合はデバイスやOSといった閲覧環境によってレイアウトが左右されないのが魅力です。ただし、色の見え方に関しては、デジタルカタログ・PDFを問わず、個々のディスプレイの性能やデバイスの画面設定よって変化するため、注意しましょう。

3印刷前提のデザインができる

デジタルカタログは、基本的にWEBで閲覧することを想定したUIデザインがされています。そのため、画面上で閲覧しやすくても、プリントアウトした際に見やすいレイアウトになっているとは限りません。
その点、PDFは印刷したときと同じレイアウトでの保存が可能です。対面での営業など、手元資料として使用したいカタログは、PDFでの作成が向いていると言えるでしょう。

【まとめ】デジタルカタログとPDFを使い分けよう!

デジタルカタログとPDFは、それぞれにメリット・デメリットが存在します。ユーザーのニーズに合わせて使い分けしましょう。
カタログパートナーでは、デジタルカタログの企画・制作をワンストップでサポートします。既存カタログの電子化や1からの制作など、制作に関するお悩みはお気軽にご相談ください。

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